萬古焼の“紫泥(しでい)急須”
鉄分を多く含む陶土。
それを還元焼成と呼ばれる
独特な焼成方法で焼くことで
紫褐色の“紫泥(しでい)”が生まれます。
紫泥急須でお茶を淹れることで
まろやかなお茶が楽しめること
知ってました?
紫泥はお茶を甘くする!?



お茶の渋み成分の一つであるタンニンは、金属イオンと反応することが知られています。
紫泥の急須は、還元下で焼成されることで、陶土中の鉄分が鉄イオンの状態で存在しており、タンニンと反応しやすい状態になっています。
これにより、紫泥によりタンニンが抑えられ、飲み口まろやかなお茶を愉しめるのです。